免疫細胞の仕組み1【顆粒球】

バイ菌の侵入を防ぐ顆粒球

免疫力をつかさどる白血球にはマクロファージやナンパ球、顆粒球の三つがあります。なかでも最大勢力を誇るのが顆粒球で、白血球全体の約六割を占めるのですが、これにはちゃんと理由があります。私たちの体に最も多く侵入してくるのが細菌です。そして、その細菌との戦闘を専門にしているのが顆粒球なのです。

顆粒球は、細菌が侵入してくると化膿性の炎症を起こします。傷口が膿んだり、にきびの膿や、緑色の鼻水が出たりするのは、顆粒球が細菌と闘っている現場であることを示し
ています。顆粒球の特徴は、免疫を成立させずに闘いを終わらせることです。にきびは一度できたら次はできない、ということはありません。つまり、免疫が成立していません。免疫が働くまえに闘いをすませているからです。

免疫をつくれないから顆粒球は役に立たない、ということではなく、炎症の六割を顆粒球が担当していることをわすれてはいけません。

 

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